苔の種類は数多く存在しますが、遠くから見ると同じ緑色のようにみえますね。
ですが近くでよく観察してみると、様々な形態をしていることがわかります。中には似たような姿をしている苔もありますね。
ここでは苔の種類の見分け方を紹介します。
苔の見分け方、まずは葉に注目です。
また「中助」や「無性芽」とはなんでしょう。詳しくみていきましょう。
よく見ると苔は自然の色々なところに自生しています。庭や道端など私達の身近にある、苔の種類や特徴も紹介します。
また苔の細部まで観察する為に、おすすめなアイテムもご覧ください。
苔を観察するときのポイントもお届けします。
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苔の種類の見分け方。まずは葉に注目
苔ってお店であったり、インテリアとして飾られてるのを見かけると、「どんな種類があるのかな?」と興味をそそられることがありますよね。
それは意外に道端であったり、庭で見かける機会もあります。
そこで、苔の種類の見分け方をここで紹介していきます。
苔の種類を見分けるには、まずは葉の注目していって下さい。
- 葉の生え方
苔には茎と葉がありますが、葉が茎を中心にして、左右にあるのか、それとも色んな方向に葉が生えているのか、チェックしてみて下さい。
苔の種類は、その葉の生えている方向で見分けることができます。それぞれの特徴を抑えたら、「あ、これはこの種類だ」とわかってくると思います。 - 葉の形
葉にも様々な形があります。丸いもの、尖っている物など、葉の形で苔の種類がわかってきます。
苔の種類を確認したかったら、苔の種類をチェックしてみましょう。
「でも、苔の葉の形って、小さすぎて確認できない」と思う人もいると思います。
そんな時にはルーペを使って、葉の形をチェックしていきましょう。
苔の種類の見分け方と自生している場所別の苔
苔の種類の見分け方って実際にあるのかな?って疑問に思いませんか?
あるとしたら、どんな点に着目したら良いのかと疑問に思いますよね。
実は苔の種類の見分け方はあるんです!葉の表面を確認してみて下さい。
葉の表面に中肋というものがあれば、それは苔の蘚類です。
この中肋というものですが、中々見分けにくいので、よくあるかないか確かめてみましょう。
そして、場所によっても苔の種類がわかります。
道端にあるものは大抵、スギ苔やヒムロ苔になります。明るいした緑色なら、ギン苔になります。
スギ苔は庭にもよく見かけられます。ゼニ苔も庭で見かけられます。
水槽も苔をよく見かけると思いますが、水槽では、茶苔(けいそう)、糸状藻、アオミドロ、をみることができます。
場所によって生えてくる苔の種類を区別することもできますね。
苔の種類の見分け方で見分けるのを助けてくれるアイテム
苔の種類は生えている場所で、見分けることができることが上記の説明でわかりましたよね。
苔の種類の見分け方、上記でも少し触れましたが、ちょっとしたアイテムがあると、便利になります。
どんなアイテムがあると、苔の種類を見分けることができるでしょうか。
- ルーペ
先程も苔の葉の形を調べるのに役立つアイテムとして紹介しましたが、このルーペがあると、私達の目では中々みれない小さな部分も十分に見ることができます。
苔も大きなものが存在しますが、大体はとても小さなものが多いです。苔の詳細を調べるには、小さな部分を調べる必要がありますので、ルーペは大切なアイテムです。10倍のルーペが初心者にはオススメで、中級になったら、20倍のルーペを使用していきましょう。 - 霧吹き
どうして霧吹きが必要になるというと、霧吹きをすることで葉が開き、上手に種類を把握することができます。
その為、霧吹きも苔の種類を見分けるには大切なアイテムなのです。
身近にある苔の種類と特徴を紹介
苔の種類に興味を持ち出すと、どんなものが身近にあるもので、それぞれ、どんな特徴を持っているのか、知ってみたいと思い始めると思います。
どんなものが身近にあるのか、数種類、ここで紹介していきます。あなたの周囲に、下記の種類の苔はありますか?
- ギンゴケ
葉の先が透明で、銀の色に見える苔になります。
ホソウリゴケという種類の苔にも似て居ますが、違いはホソウリゴケは先が銀色にはならないことにあります。コンクリートの上で見つけることができます。 - ハリガネゴケ
苔事態は、黄緑、暗い緑など、黄緑なものは、少し春を思い出させるようなイメージです。
葉っぱが「花」のような感じなのも、ハリガネゴケの特徴と言えるかもしれません。
生えている場所としては、コンクリートの上になります。 - ヒロクチゴケ
一瞬見ると「なんだかちょっと作物みたいだな」という雰囲気がする苔になります。身近な場所では、庭に生えている苔になります。
テラリウムでも人気な苔の種類と見方
苔にも色んな種類がありますが、そんな苔、実はインテリアとしても活躍してくれます。え?っと思われるかもしれませんが、苔テラリウムとしても、苔は有名なんです。
どの種類の苔がテラリウムとして人気が高いのか、2種類紹介しますので、参考にしていって下さい。
苔テラリウムを手作りで作って、お部屋のインテリアにしてみたいと考えている方には、役立つ情報にしてみてくださいね。
- ホソバミズゼニゴケ
テラリウムによく使われる苔になります。葉が丸くなっている部分が、秋から冬にかけて、無数に芽を沢山付けてくれます。
育てる際には乾燥にはよく気をつけましょう。 - コハネゴケ
少し「海藻」を思い浮かばせるような種類のコケになってきます。1000種類のハネゴケ科の一種類がコハネゴケになります。
苔の種類は場所にもよりけりですし、本当に色んな種類の苔が世の中には存在します。上記では、苔の見分け方、見分けるには何が必要なのか、また、身近にある苔はどんな苔であり、インテリアとして使うには、どんな種類の苔があるのかについて見てきました。
少しはあなたの参考になりましたか?これから購入を考えていたり、見分け方の情報を探している方は、是非参考にしてみて下さい。