お気に入りの庭に苔が生えてしまったらとってもショックですよね。綺麗な庭を取り戻すには、苔を綺麗に除去する必要があります。ですが、知識がなければどのようにして苔を除去すればいいかわからないものです。
ここでは、庭に生えた苔を簡単に除去する方法についてご紹介します。苔が生えた範囲が広い場合や花壇など、生えた場所によって効果的な方法をご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
また、熱湯やお酢を使って除去するアイデアについても併せてご紹介しますので、こちらも参考にしてみてください。
庭の苔を綺麗に取り除き、綺麗な庭を維持しましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
-
テラリウムを水槽で作る場合のレイアウトとおすすめグッズの紹介
室内でも自然を感じることが出来るテラリウムが人気です。 小型の物から水槽を使ったテラリウムもあ...
-
-
苔テラリウムが人気急増。水槽の種類やおすすめな苔やレイアウト
自然界に苔は自生していますが、最近はインテリアとしても人気があります。 玉苔を育てている方もい...
-
-
苔の育て方・室内インテリアにもおすすめの苔テラリウムの作り方
室内に何かグリーンを置きたいと考えていても、観葉植物などを育てたことがない人は、育て方が難しい植物を...
スポンサーリンク
庭の広い面積の苔は肥料で除去
庭に苔が生えてしまったとお悩みの方はそれが広範囲に広がっているようなら肥料を使ってみましょう。
広範囲に苔が広がっていたり、芝生のなかに苔が広がってきているなら肥料を使って、苔に『肥料焼け』の状態を起こさせましょう。
苔は肥料を必要としない植物であるため、肥料を与えると過度な肥料が毒となり肥料焼けを起こして枯れていきます。
あまりに広範囲だったり、他の植物と混じってしまったりしているときは、この肥料での苔撃退方法でうまく苔だけを死滅させるような対処をしましょう。
他にも同じようなやり方に酢を使う方法や熱湯を使う方法があるので、後述していきます。
とにかく困ったらまずは肥料で撃退をするのが一番、周囲の植物などにも影響がなさそうですね。
庭の花壇に生えた苔は掘り起こすことで除去
庭の花壇に苔がはえてしまったときは掘り起こすことで除去してみましょう。
苔には根がありませんので、土から剥がしてしまうとどんどんと枯れるのみです。
土の表面に繁殖している苔をうまく剥がすように掘り起こしていくと、苔は簡単に剥がれてくれると思います。
掘り起こし撤去して、その後は苔が生えないような環境を作ってあげれば、苔が再発することも防げるのではないかと思います。
苔がどうして生えてきてしまうのかという原因などについても後述していきますので、苔を除去しつつ、苔の生えない環境づくりに作業をシフトさせていくことが大切です。
苔は取り切れましたか?
うまく取れないなと感じる場合は次に紹介する、お酢や熱湯を使った方法を試してみましょう。
庭の苔の除去にはお酢や熱湯が使える
庭の苔にお酢や熱湯をかけることでも苔を撃退させられます。
お酢は20倍ほどに薄めて苔に霧吹きでかけていきます。
他の植物にはかけないような注意が必要ですが、シュッシュとかけていくと数日で苔が弱っていくはずです。
熱湯で撃退する場合はコンクリートや物置、カーポート部分などで使ってみましょう。
熱湯を苔にかけていくだけでみるみるうちに苔が弱り、取れていくはずです。
残った苔はブラシなどで取り外していくと簡単に落ちていくので、こういった方法を使い分けて苔を撃退していきましょう。
この酢や熱湯を使う場合には、苔の近くに育てている植物などがないかどうかなども注意しながら行う必要があります。
苔だけをうまく撃退できるように、注意しながら撃退を行っていきましょう。
苔が生えやすい庭の特徴
庭に苔が生えてしまったら、撃退した後は再発しないようにしていかなければなりません。
生える度に撃退するよりも、生えない庭にすることのほうが重要ですよね。
ではなぜ庭に苔が生えてしまうのかという原因から知ることで対策をしていきましょう。
苔が生えてしまう庭の特徴
まずお家の庭の子毛が生えた場所はこんなところではありませんでしたか?
苔の生えやすい場所は以下のような場所なのです。
- 適度な日当たりのある場所
- 空気中の湿度が高い
- 土中の湿度が高い
- 土が栄養不足
- 風通しが悪い
こうした場所に苔は生えやすいため、もし自宅の庭に苔が生えていたときにはこの地点がそうした環境である印です。
そのため、風通しを良くして湿気を逃がせば適度に日当たりがあったとしても苔を繁殖させてしまう環境にはならないはずです。
この苔が生える原因となるそれらを対策すれば、その地点に新たに苔が生えることはなくなりそうですね。
庭の苔を予防する方法
原因を対策して苔を生えなくさせる、と一口に言ってもどんな方法があるのかということも知っておかなければ対策の仕様がありませんよね。
では庭の苔を予防するときに効果的な方法について紹介します。
庭の苔撃退後の予防方法
土中の湿度が高い場合は、土の水はけをよくして対策
お庭の土が粘土質だったりでぼこぼこしていて水たまりができやすいと、その付近に苔が生えたりという状況になりやすいです。
ここは土の湿度を改めることで苔を予防できそうです。
まず行うのは水が外側に向かって流れていくように傾斜を付けてあげます。
それだけでも水はけは良くなりますが、暗渠(あんきょ)排水という排水ができる状態を作ることでさらに水はけを良くすることが出来ます。
暗渠排水とは?水はけをよくして庭に苔が生えない環境を作ろう
暗渠排水とは地中に染み込む水を除去する排水方法で、地中に掘った穴に砂利を敷き、無数の穴が空いている暗渠排水用パイプを埋め込むことで、土から染み出した水分を排水溝へ逃がす排処理が出来るようにします。
ホームセンターなどで手に入るもので出来ますので、水はけが気になるという方は行ってみてもいいかもしれません。
- 土の栄養不足→土壌改善する
苔のちょうどいい育成環境は栄養不足な痩せた土です。
苔の繁殖しない環境にするには、栄養の足りた土にすることが必要です。
肥料などを庭の土に混ぜ込んで土壌改善をはかりましょう。 - 苔の住みやすい土→アルカリ性の土にして撃退
苔の住みやすい土は酸性の土です。庭の土をアルカリ性の土壌にすれば苔は住めなくなるのでずいぶんと量が減ると思います。
アルカリ性の土壌にするには石灰を庭の土に混ぜ込むのが一番手軽です。
これらの方法で苔の生えない環境づくりをすることが大切です。
さらにこまめに庭のメンテナンスを行うようにすれば、対策も万全に行えるようになりますね。
苔の生えたお庭の苔除去について紹介しました。
苔は一度生える環境になると再発しやすいので、うまく対策して処理していきましょう。