透明なガラスの容器に植物やコケを入れて作る空間テラリウム。
自然の風景を自分の好きなように再現出来るのが魅力ですね。あなただけのオリジナルのテラリウムを作ってみませんか?
テラリウムに使う容器は様々なタイプがありますが、ここでは水槽を使って作る場合の作り方を紹介します。
水槽に入れていく手順や、必要なものポイントや維持するコツも確認できます。水槽テラリウムに入れたい植物やレイアウトも参考にしてみてください。
室内にいながら自然の雰囲気を感じることができます。
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水槽でテラリウムを作ってみよう。作り方を紹介
テラリウムはガラス容器に植物や生物を入れて、自然を切り取ったような風景を楽しめるのが魅力ですよね。
テラリウムは小さなガラス瓶から大きな水槽を使ったものまであり、好みや環境などに合わせて楽しむことが出来るのも、愛好家を増やしている理由では無いでしょうか。
難しそうに見えるテラリウムですが、基本は簡単です。
大まかな作り方をご説明しましょう。
テラリウムの作り方(基本編)
- 好みの容器に土を入れて植物を植えます。
- 岩や砂利、流木などのアクセサリーをセットします。
- 土が落ち着くように全体を湿らせます。
- 適度な光と水を与えて管理します。
水部分を作らない時には、根腐れ防止剤などを底に敷くと良いです。水部分を作る時には、土や岩などで高低差を出し陸地部分を作成します。
小さなテラリウムは可愛らしく、どこにでも置くことが出来るのでちょっとした癒やしスペースに向いています。
しかし、個人的なおすすめは、やはり水槽を使ったテラリウムです。
大きくなるので作るのは大変ですが、出来上がったテラリウムは迫力がありますし、自分の世界を存分に再現することが出来ますから、満足度は水槽の方がかなり高いです。
テラリウムの水槽の作り方と準備するもの
水槽でテラリウムを作る時には、以下のようなものが必要になります。
テラリウムで使うもの
容器
基本的にはガラス素材を使うことが多く、小さなコップのような容器や金魚など飼育する水槽など、どんなものでも作ることが出来ます。
しかし、テラリウムは鑑賞が目的なので、容器のフォルムも大切も大切になります。
土
テラリウムは、容器の中で植物を育てるので、土やそれに変わるものが必要になります。
見た目に映えるので色のついた砂を使う場合もあります。鑑賞のためには見た目も大切ですが、水はけや水質浄化なども考慮しつつ選ぶのがおすすめです。
アクセサリー
自然を切り取ったような景色を楽しむテラリウムでは、より自然な状態に近づけるため、天然の石や流木などを使うことが多いです。
しかし、腐敗などの心配がなく管理がしやすいのは、人工物です。
使う場所によって使い分けると良いでしょう。
植物や生物
作りたいテラリウムに合わせて、必要な動植物を準備しましょう。
植物には光が必要になります。テラリウムの設置場所によっては、ライトが必要になるでしょう。
また、生物も一緒に育てる場合には、冷暖房器具やポンプなども必要になります。
用意するものは、作りたいテラリウムの姿によって変わってきますから、まずはどんなテラリウムにしたいのかをイメージすることが大切です。
イメージを図にすると、必要な物がより明確になるのでおすすめです。
テラリウムの水槽の作り方や維持のコツ
テラリウムは作ったら完成ではありません。
出来上がったテラリウムを維持して、変わる風景を楽しむのが醍醐味です。
作ったテラリウムを維持するコツは「設置場所」
- 適度に光の当たる場所
- 温度管理のしやすい場所
- 水やりがしやすい場所
これらの条件に当てはまる場所に置きましょう。
自然光が届かない場所であれば、ライトを設置するのが良いでしょう。
テラリウムは、温度管理や水やりなどのお世話が欠かせません。それらの作業が面倒になる場所に設置すると、どうしても維持が大変になります。
普段から目に留まって、作業しやすい場所にドーンッと置くことをおすすめします。
作り終わった満足感で放置してしまう人もいますが、維持を始めてからがテラリウムの醍醐味です。
季節とともに姿をかえるテラリウムで、ぜひ癒やされてくださいね。
テラリウムの水槽は好きなタイプで
テラリウムは、ガラス容器で動植物を育てることを指していて、鑑賞目的で行われています。
「テラリウム」と一口に言っても、小さな容器から大きな水槽で作るものまで様々なタイプがありますよね。
大きく4つに分けられているので、ご紹介しましょう。
テラリウムの種類
ボトルタイプ
小さめのガラスボトルで行うテラリウムで、苔類を育てる「コケリウム」が代表的です。
また、多肉植物やエアープランツなども使わることが多いです。玄関やトイレなど、ちょっとした場所を癒やしスペースに変えることが出来ます。
水槽タイプ
水槽にも20cm程度の小さなものから90cm以上の大きな水槽まで、様々な大きさや形のものがあります。
テラリウム専用の水槽や浅型水槽、金魚などの飼育用の水槽や、爬虫類用ケージなどを使ったテラリウムです。
植物と一緒に生物を飼育する事が可能です。ダイナミックな作品を作ることが出来るので、一点だけでも癒やしの空間を演出することが出来ます。
ハンギングタイプ
ガラス容器に作ったテラリウムを、天井から吊り下げて飾るテラリウムです。
吊り下げるので、エアープランツや多肉植物を使った湿気の少ないテラリウムが一般的です。
飾る場所が無いけど、癒やしが欲しい時におすすめです。吊り下げるので、土までこだわって作りたくなりますね。
アクアテラリウム
陸地部分の他に、水中部分もあるテラリウムをアクアテラリウムと呼びます。
水中部分では淡水魚や水草などを育てることが多いです。自然を切り取ったような風景に最も近いので、私はテラリウムの最終形だと思っています。
アクアテラリウムを作製して、完璧に維持出来きたら、もうテラリウムの達人です!
テラリウムに入れたい植物やレイアウト素材
ご紹介したようにテラリウムにはいろいろな種類がありますが、テラリウムに使える素材となると、更に沢山のものがあります。
その中でも、メジャーなものをご紹介しましょう。
いろいろなレイアウト素材
- 風山石
- 溶岩石
- 流木
- ソイル
- カラーサンド
- 苔やモス
- 水草
- 淡水魚
- 水槽用オブジェ
- 観葉植物
自然を切り取ったようなテラリウムの場合には、天然の素材が向いていますし、物語を切り取ったようなテラリウムにはジオラマ素材なども面白いでしょう。
水に濡れても素材自体やテラリウムの動植物に影響の無いものであれば、大抵のものは使うことが出来ます。
植物は苔をメインに使うことが多いです。
沢山の種類がありますから、配置する場所に適した苔を選びましょう。
また、ウィローモスなど水草の中には陸地へ適応するものもありますから、それらを上手に使うと水陸両用をカバーすることが出来ます。
鑑賞方向にも寄りますが、上から楽しむなら、水草は水上葉がおすすめです。
様々な素材を使って、イメージする自然の風景をテラリウムにしてみましょう。
出来上がったテラリウムは、とびきりの満足感と癒やしをもたらしてくれるはずです。