熱帯魚を飼育している人の中には、水槽の中にアナカリスという水草をレイアウトしているいるのではないでしょうか。
アナカリスは、水槽のレイアウトをするときに人気の高い水草です。自分でアナカリスを増やしたいけど増やし方がわからない!こんなお悩みを抱えている人もいると思います。
アナカリスを増やしたいのであれば、増やし方の方法を知ることで比較的簡単に増やすことができます。
ここでは、アナカリスの増やし方や管理方法についてご紹介します。初心者の人でもコツさえわかれば増やすことができますので、これからご紹介する内容を参考にチャレンジしてみてください。
アナカリスを自分で増やし、素敵なレイアウトの水槽を作りましょう。
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水草のアナカリスの増やし方
鑑賞魚などを飼育していると、水槽にレイアウトしたくなるのが水草ですよね。
水槽の環境を整えるためにも、水草はとても重要な要素です。
水草にはいろいろな種類がありますが、アナカリスは目にしたことがあるのではないでしょうか。
観賞魚を購入できるお店の多くが販売しています。
アナカリスは比較的悪環境でも育ち、増やすことも簡単な水草
アナカリスを増やしたい時には、脇芽が伸びてきたところでカットして、底砂に埋めましょう。
植える時には下の部分の葉っぱを取ってしまいましょう。
残したまま植え込むと腐ってしまう可能性があります。
また、浮力が強くすぐに浮いてきてしまいますので、植え付けるのが思いのほか大変です。植え付けずに浮かべただけの状態でも増やすことは可能です。
アナカリスはとても生命力が強く、半分に切るだけもそれぞれが元気に成長しますので、それほど細かいことを気にせず増やすことが可能です。
アナカリスを沈める方法
石に挟んだり重りを付ける方法もありますが、底砂に埋めてしっかりと根付かせることが出来ないと、固定している部分が腐ったりなどのドラブルが発生します。
そのため、アナカリスは育てたり増やしたりするよりも、根付かせることが一番難しいかもしれません。
水草のアナカリスの増やし方を知りたい時は育つ環境もポイント
アナカリスはとても丈夫で、悪環境でも耐えることが出来る水草です。
水質もpH4.5~9.5(弱酸性~弱アルカリ性)と幅広い範囲で適応することが出来ますし、軟水でも硬水でも適応可能です。
アナカリスは低温でも枯れないにくいが、適温は水温10℃~30℃
日光もそれほど当たらなくても育ち、室内照明だけでも育てることが出来ますよ。
急激な環境変化が起こっても、新しい根を出して対応するほど、生命力溢れる水草ですから、育てる上ではそれほど神経質になる点はありません。
ただし、悪環境でも適応可能なアナカリスですが、環境によっては葉っぱが小さくなったり、色がダークグリーンからライトグリーンへ変化したりします。
アナカリスが順調に育っているかは、葉っぱで判断しましょう。
葉っぱの色が濃く艶のある状態なら、元気に育っています。
水草アナカリスは増やし方を知らなくてもどんどん増える!定期的にトリミングを
基本的にはあまり手間のかからないアナカリスですが、唯一手を煩わせるのがトリミングです。
これまでご紹介したように、アナカリスはとても丈夫で生命力にあふれる水草です。
ですから、成長もとにかく早いのです。
トリミングせずに放置していると水面まで伸びて、光を遮ってしまいますかrあ、こまめなトリミングが必要になります。
●トリミングの方法
水面近くまで伸びてきたら、適当なところでカットするだけです。
切り取った上の部分は、底砂に埋めておくと根を生やして成長します。
トリミングする度にどんどん増やすことが出来ます。
下の部分もそのまま放置しておくと、脇芽を出して成長します。
ただし、脇芽なのでまっすぐにはなりません。
スッとまっすぐな美しい姿のアナカリスだけを育てたいなら、下の部分抜いた方が良いでしょう。
水草のアナカリスへの光の当て方
アナカリスはとても丈夫な水草ですが、枯れないわけではありません。
枯れてしまう一番の原因が、光です。
アナカリスは室内照明だけでも育つことが出来ます。
しかし、それは光を気にしなくても良いということではありません。
アナカリスも植物ですから、ライフサイクルがあります。
ライフサイクルは人も植物も変わりません。
朝には光を浴びて、夜寝る時には暗くしますよね。
アナカリスも同じように、朝には光を浴びて、夜には消灯するのが大切です。
一日のうち明るい時間は8~12時間にするのが理想的です。
光や栄養が少ないとアナカリスは淡いライトグリーンになり、葉っぱも小さくなってしまいます。
この様な状態になったら、育てている環境を見直すタイミングかもしれません。
アナカリスが枯れてしまった時は
アナカリスを水槽に入れたばかりの時には、全然成長せずに枯れてくることもあります。
しかし、枯れ始めたばかりなら取り除くのはもう少し待ってください。
アナカリスは新しい環境に適応しようと、頑張っている最中かもしれません。
新しい水質に慣れて新芽が出てくれば、グングン成長する可能性が高いです。
また、立ち上げたばかりの水槽なら、栄養不足で枯れたり溶けたりしていることも考えられます。
水草を水槽に入れる場合、観賞魚も一緒に飼育することが多いですが、水槽を立ち上げたばかりの時には、これら観賞魚の糞や食べ残した餌などはほとんど無いですよね。
水草はそれらを栄養としますから、立ち上げたばかりの水槽では栄養不足も考えられます。
アナカリスは絶対に枯れないわけではありませんが、比較的育てやすい水草です。
ダークグリーンの葉っぱに光が合った姿はとても美しく、金魚などの観賞魚も良く映えます。
増やすことも簡単ですから、トリミングついでにチャレンジしてみてくださいね。