花には「花言葉」というものがあります。愛する人やお世話になった人に贈るイメージの強い花ですが、花の持つ花言葉は全てがポジティブなものとは限りません。
好きな人と別れのシーンを迎えた時、別れやさよならを連想させる花言葉の花を贈り、気持ちを伝えてみませんか。
ここでは、「別れ」や「さよなら」を連想させる花言葉を持つ花の種類についてお伝えします。花を贈ることで、相手との関係を綺麗な思い出にしましょう。
自分の気持ちを素直に伝えることができないときは、花と一緒に切ない気持ちを相手に届け、未来に向かって進んで行けるようにしてくださいね。
今回は、切ない花言葉を持つ花についてご紹介します。
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別れの時に贈りたいさよならを意味する花言葉を持つ花「アネモネ」
恋愛の別れのパターンは大きく分けて2つです。
自分から別れを告げるパターンと、相手から別れて欲しいと言われるパターンです。
どちらのパターンだったとしても、最後は気持ちよく別れたいですよね。
しかし、相手に別れを告げられた場合は、やはりやりきれない気持ちも残るものです。
そんな時にピッタリの花言葉を持つのが「アネモネ」です。
赤や白、紫など、鮮やかな花弁がとても印象的なお花です。
アネモネの花言葉は、「はかない恋」「見捨てられた」「見放された」です。
なんとも切ないですね。
これはギリシャ神話に由来すると言われています。
また、アネモネは色によっても違う花言葉を持っています。
赤は「君を愛す」、白は「真実、期待、希望」、紫は「あなたを信じて待つ」、どれも相手の心が離れてしまった時にピッタリの花言葉ですね。
言葉では伝えられない切ない思いを、お花に託してみませんか。
「白いチューリップ」の花言葉は別れ・さよならの意味を持つ
別れの意味を持つ花言葉は他にもあります。
誰もが知るお花であるチューリップも、別れの花言葉を持っています。
チューリップの花言葉自体は、「思いやり」「博愛」です。
しかし、チューリップにはいろいろな色がありますよね。
赤やオレンジ、ピンク、紫、緑のチューリップは、愛の告白や不滅の愛など、恋愛中の方にピッタリな花言葉を持っています。
しかし、白いチューリップは違います。
白いチューリップの花言葉は「失われた愛」、「新しい愛」です。
また、オレンジのチューリップの花言葉は「望みのない恋」です。
愛の花言葉であると思われるチューリップですが、色によっては別れの花となります。
別れの時に送るなら、相手と自分の新しい出会いを願って、白いチューリップにするのも素敵ですね。
「黄色いバラ」の花言葉はネガティブな物が多い
次にご紹介するのは「バラ」です。
意外ですよね?
バラはゴージャスなイメージと共に、愛のイメージが強いですから。
しかし、バラも色によってはネガティブな花言葉を持っているのです。
なかでも黄色は恋愛に関してはネガティブなイメージの言葉をたくさん持っています。
- 薄らぐ愛
- 恋に飽きた
- 誠意がない
- 不貞
- 嫉妬
- 別れよう
こんな自分だから別れてくださいという気持ちを込めて、失恋した相手に送るのに向いているお花かもしれませんね。
ネガティブなイメージの花言葉ばかりを並べましたが、「友情」や「友愛」という花言葉も持っています。
別れた後も良き友人としてお付き合いできる様に願って渡すのも、良いかもしれません。
「忘れな草」には切ない花言葉が!別れ・さよならの時にピッタリの花
「別れ」や「さようなら」というイメージにぴったりなのが、「忘れな草」です。
忘れな草は青いお花のイメージが強いのですが、実は白やピンクのお花もあります。
白い忘れな草の花言葉は、「私を忘れないで」です。
これも別れにはピッタリの言葉ですね。
ちなみにピンクの忘れな草は「真実の友情」、青い忘れな草は「誠の愛」です。
しかし、忘れな草には色がだんだんと変化するものもあって、花言葉を色で明確に分けることはしていないのではないかとも言われます。
ですが、どの言葉を見ても大切な人へ送るのにはピッタリの言葉ですよね。
お互いに切瑳琢磨してきた仲なら、特におすすめのお花です。
どの様な形でも別れは寂しいものですが、お互いを向上させることの出来る別れであると良いですよね。
別れの寂しさを伝えたいときは「キンセンカ」を
自分が選んだ別れでも、相手の望んだ別れでも、たとえお互いのためになる別れだったとしても、別れには寂しさがつきまといますよね。
そんな寂しい気持ちを伝えたいなら、キンセンカがおすすめです。
キンセンカの花言葉は「寂しさ」です。
他にも「失望」や「絶望」があります。
これらや彼の悲しみを意味する花言葉は、ギリシャ神話に由来しています。
ギリシャ神話には悲しいお話がたくさんあるのですね。
元になっているギリシャ神話は一つではなく、別のお話が由来となっている花言葉に「悲嘆」があります。
これは西洋での花言葉です。
他にも、「別れの悲しみ」、「悲哀」、「静かな思い」、「変わらぬ思い」、「忍ぶ恋」などの意味もありますよ。
自分の中にある思いをそっと伝えたい時には、向いているお花かもしれませんね。
別れのシーンで使える花言葉を持ったお花をご紹介しました。
自分の思いをお花に託すのも素敵ですが、出来ることなら自分の言葉で伝えた方が、相手の心に届くと思います。
別れる時にお花を渡すなら、別れを伝える時にも、未練を伝える時にも、自分よがりにならないように、思いやりある言葉を選べると良いですね。