多肉植物の寄せ植えに挑戦。鉢や組み合わせ方で色々楽しめます

一つだけでもかわいい多肉植物ですが、少し大きめの鉢に寄せ植えをすると一層素敵で豪華な鉢になります。

寄せ植えをする時のポイントを紹介します。
まずは管理が簡単に出来る、同じ型を合わせた寄せ植えの作り方。

また多肉植物には這うタイプ、広がるタイプ、上に伸びるタイプがありますが、組み合わせることで立体的な寄せ植えが完成します。

鉢にも凝ってみましょう。空き缶や空き瓶でも飾り方でオシャレ感を醸し出すことが出来ます。

更に寄せ植えの作り方も紹介します。

定番の飾り方、テラリウムやアレンジリースにしても素敵でした。

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多肉植物の寄せ植えに挑戦。一つの鉢に入れる場合は同じ型が便利

多肉植物は個性的なフォルムなので、単体でも楽しむことが出来ますが、寄せ植えにすることで華やかになりますからインテリア性もグッとあがりますよ。

多肉植物の寄せ植えに挑戦する時には、見た目も大事ですが、もっとも注意しなくてはいけないのは、「生長タイプが同じ種類」であることです。

多肉植物には成長する季節によって「春秋型・夏型・冬型」の3つのタイプに分類される

春秋型

(アロエ・エケベリア・ガステリア・グラプトペタルム、セダム、ハオルチア、パキフィツムなど)
熱帯や亜熱帯の高原に自生する種類で、過ごしやすい春と秋が成長期で、真夏と真冬は休眠します。

夏型

(アガベ・カランコエ・クラッスラ・コチレドン・サンセベリアなど)
熱帯性の多肉植物が多く、春から秋にかけてが成長期で、冬は休眠期です。

冬型

(アエオニウム・セネシオ・コノフィツム・リトープス・フォーカリアなど)
冬に雨の多い地域に自生する種類が多く、基本的には秋から春にかけて成長期で、夏は休眠期です。
種類によって育て方が異なることも多く、それぞれにあった育て方が必要になります。

成長期と休眠期では水やりや日当たりなど、管理の仕方が異なりますから、同じ生長タイプの多肉植物を集めて寄せ植えにすることが大切です。

多肉植物の鉢の寄せ植えは組み合わせも楽しめる

多肉植物の寄せ植えの組み合わせというと、色合いなどを始めに思い浮かべる方も多いですよね。
隙間なく植えられた色とりどりの多肉植物はとても可愛いですよね。

しかし、ありきたりです。
私が提案したいのは、多肉植物の形から寄せ植えの組み合わせを考える方法です。
高低差が生まれるので見ていて面白いですし、他の寄せ植えとは少し違って、よりオシャレにみえますよ。

多肉植物の生長の形は大きく分けて3つ

  1. 広がるタイプ
  2. 這うタイプ
  3. 上に伸びるタイプ

これら3つのタイプをそれぞれ使い分けることで、高さのある寄せ植えを作ることが出来ます。
置き場所や鉢に合わせて、お好みのバランスを見つけてくださいね。

多肉植物の寄せ植えにオシャレでおすすめな鉢

多肉植物の寄せ植えをオシャレに見せるためには、器も重要です。

多肉植物を育てるためには通気性の良い素焼きの鉢などがもっとも適していると言われますが、そればかりではつまらないですよね。

そんな時には、素焼きの鉢を塗装してみませんか?
普通の塗料でも良いですが、おすすめは黒板塗装です。

チョークで多肉植物の名前を書いたり、「welcome」と書いて玄関などに置いても素敵です。
黒板塗装だと、いつでも書き直し出来るのが良いですよね。

寄せ植えの器としては、空き缶などもメジャーです。
お気に入りの空き缶を使ったり、空き缶をアンティークな感じにリメイクしても愛いですよね。
ステンシルなども100円ショプで手軽に入手できるのでおすすめです。
ただ塗装しただけの空き缶でも、ステンシルを入れるだけで、一気にオシャレになりますよ。

バックプランターは口が広いので、大きな寄せ植えを作りたい時にはおすすめです。
インパクトのある大きな多肉植物を使うことも可能になるので、大きく華やかな寄せ植えが作れます。

オシャレ容器で注意したいのは、底穴が無いものに寄せ植えする場合には、水やりの調節が難しくなることです。
初心者の場合には、底穴のある鉢や器を使う方が管理がしやすくおすすめです。

多肉植物の寄せ植えの作り方を紹介

それでは、寄せ植え方法を簡単にご紹介しましょう。

寄せ植えに使うもの

  • 多肉植物
  • 多肉植物専用の土
  • 底穴ネット
  • 鉢底石
  • 割り箸
  • ピンセット
  • 筒型スコップ(無くても大丈夫です)

寄せ植え方法

  1. 寄せ植える多肉植物を鉢から抜いて土を落とし、数日乾燥させます。
  2. 多肉植物の配置を決めます。
  3. 鉢に鉢底ネットを敷いて、鉢底石を入れます。
  4. 多肉植物専用の土を筒型スコップを使って少し入れて、高さのあるものやメインの多肉植物を植えます。
  5. 割り箸を使って土を馴染ませます。
  6. 大きな多肉植物を先に植え、最後に細かい多肉植物をピンセットを使って、隙間に配置するとバランスよく仕上がります。

多肉植物の寄せ植えのパターン色々

多肉植物の寄せ植えは鉢だけではありません。鉢や器に寄せ植えするのは、いわば基本形です。

慣れてきたら、リースを作ってみませんか?
たくさんの多肉植物が必要になりますが、出来上がったときの満足度はかなり高いと思います。
出来上がったリースは、そのまま置いて楽しむのも良いですが、玄関ドアなどに飾ることも出来ます。

同じ様に掛けて飾るタイプでも、リースではなく絵画の様に仕上げる方法もあります。
額縁の様な見た目ですが、深さがあって土を入れることが出来るようになっているタイプです。
壁掛けにしたり、立てかけたりして楽しむことが出来ますよ。

最近では、よく名前を聞くようになったテラリウムという方法もあります。
テラリウムはガラス容器に植える方法で、ガラス瓶のようなものから、ハンギングにして作ることが出来る容器まで様々なものが売られています。
ガラスなので土にもこだわると、上手に作ることが出来ますよ。

管理の難易度を気にしなければ、意外とどんなものにでも寄せ植えすることが出来ます。
例えばお気に入りのカップや、流木・石など、土を入れる事が出来れば寄せ植えは可能です。
ぜひ、お気に入りの容器にお好みの多肉植物を植えて、自分好みの寄せ植えを作りましょう。