庭木のシンボルツリーとしても人気が高い「オリーブの木」。
おしゃれな見た目も素敵なオリーブの木に、虫がついてお困りではありませんか?
屋外なので色々な虫はいるでしょうが、オリーブの木についてしまう虫にはどんな虫がいるのでしょうか。
よく見かけるカメムシやコガネムシなど、その他にもつく虫はいます。それぞれの虫に合った対処法をご紹介します。
またオリーブの木につく虫で木に優しい益虫がいるとのこと。その虫の種類とその訳も紹介します。
お庭のシンボルツリー・オリーブの木をいつまでも健康に育てるために出来ることとは?管理方法についても確認しておきましょう。
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庭木のオリーブにつく虫はよく見る虫、カメムシやコガネムシ
オリーブを育てている方は、虫がよくついて、栄養を取られてしまって、困っていませんか?
まず、敵についてよく知る必要があります。虫の名前や特徴を知って、対応策を考えていきましょう。
- カメムシ
オリーブに止まっているだけのものもありますが、オリーブの栄養を吸い出すものもいます。オリーブに元気がない時は、この虫からの攻撃があるかもしれません。
対策ですが、殺虫剤を使用するのが一番良いと思います。動きが早いので、手では中々駆除できません。 - コガネムシ
成長しているオリーブには害はありませんが、成長途中のオリーブには、根っこに悪さをします。小さいオリーブは弱まってしまいます。大人のコガネムシは見つけ次第駆除し、土に根付いている場合は、土を入れて変えて対応していきましょう。
庭木のオリーブにつく虫・オリーブアナアキゾウムシなどの対策を紹介
庭木のオリーブにつく虫に、オリーブアナアキゾウムシというものがいます。
オリーブの木に被害を与える虫として代表するのが、オリーブアナアキゾウムシになります。オリーブの木は、本当に様々な種類の虫から攻撃を受けてしまい、最悪の場合、その攻撃で枯れてしまう場合もあります。
オリーブアナアキゾウムシは、長い年月を得て、オリーブに危害を与えていきます。その為、早い段階で対応していくのが、オリーブの寿命を長く保つ秘訣となってくると思います。
オリーブアナアキゾウムシの駆除方法としては、殺虫剤に頼るのが最善になります。季節としては、春から夏にかけて、殺虫剤、スミチオン乳剤を使用していきます。
その際、葉っぱや実に殺虫剤がつかないように気をつけていきましょう。
●木の表面にかさぶたがある
どうやって被害を確認できるかといったら、木の表面がかさぶたが見られたら、サインになります。
●ハマキムシも同様の対応
ハマキムシもやっかいな虫になります。葉っぱや実に穴をあけていきます。そのような被害を見つけたら、まずはハマキムシの被害だとみなしていきましょう。駆除方法は同様、殺虫剤を利用します。
庭木のオリーブにつく良い虫とはなんでしょう
庭木ですが、良い虫もつきます。「え?良い虫なんてあるの?」なんて疑問を持ちそうですよね?
どんな虫なのでしょうか。4種類紹介します。
- クモ
クモは、有害な虫を食べてくれます。クモは見た目が嫌ですが、駆除せずに、そのままにしておくのも良いのかもしれませんね。 - アシナガバチ
アシナガバチも有害な虫を食べてくれます。ですが、あまりこの虫が多いと、オリーブに巣を作ってしまい、オリーブが負けてしまいます。その為、繁殖のしすぎには注意して下さい。 - テントウムシ
アブラムシを良くたべてくれます。 - ドロバチ
有害な害虫を食べてくれます。ただ、巣を作ってしまうケースもあります。
庭木のオリーブを元気に育てるための管理のポイント
庭木のオリーブを元気に育てる為には、管理にポイントがあります。
- 土は水はけの良いものを選ぶ
土が乾燥したらたっぷりと水をあげます。どの植物でも、育て方は一緒だと思いますが、土に関しても気を抜かずに、水はけの良いものを選んでいきましょう。 - 肥料は2月と10月に与える
春は発芽するパワーが必要なので、肥料を与えていきます。また、10月も花を咲かせるので、その分の力が必要になります。年に2回肥料を与えると元気なオリーブを育てることができます。 - 病気になった場合
カビが原因な場合が多いですが、「病気かな?」と思ったら、早めにその部分の枝を取り除いていきます。
その際、風通しにも注意して下さい。元々カビが生えるということは、湿気であったり、風通しが悪い可能性があります。元気な部分に被害が及ばないように管理していきましょう。
虫がつきにくい庭木の種類を紹介
庭木があると、悩みは「虫」になってくると思います。ですが、虫がつきにくい庭木もあります。
虫がつきにくい木ですが、
- オリーブ
- ブルーヘブン
- キンモクセイ
- ヤマボウシ
- ハナミズキ
と、オリーブも虫がつきにくい木の仲間入りはすぐに果たしていることがわかっています。絶対つかないという訳ではないのですが、虫がつきにくい体質のようなものはオリーブは既に持ち合わせているようですね。
とはいえ、植えたあとは、殺虫剤などを蒔くことで虫がつきにくくなり、木も元気に成長していきます。「配慮」も大切になってきます。
庭木にあるオリーブは、虫がつきにくい木ではありますが、それでもいくかの種類の虫からの攻撃が認められています。上記の記事でどの虫からの攻撃があるのか、名前や特徴を紹介しましたが、あなたの参考にはなりましたか?
大体の場合、虫は手で駆除できたりしますが、それでも動きの早い虫に対しては、殺虫剤で対応した方が手っ取り早い方法になります。手で取れるものは手でとっていき、とれないものは、殺虫剤の力を借りて、虫を駆除していきましょう。
肥料も花が咲く時、実がなる時に必要になってきます。適切な時期に肥料をまいて、オリーブを元気に成長させていきましょう。オリーブにとって味方になってくれる虫もいるのも、そういった虫も上手に利用していくのも良いかもしれませんね。ただし、巣を作られると面倒なので、繁殖には気をつけましょう。